私立中学の説明会について

各中学校では学校説明会がスタートしていきます。
すでに説明会をおこなっている学校もあります。
中学受験をお考えのご家庭は、その日程を新聞やネットなどで調べられているのではないでしょうか。

私は、この学校説明会へ参加するのは大切なことだと考えております。
特に、第1志望校ではない学校へ足を運ぶことは、とても大切です。
学校説明会へは何校か、また何回か行くことをお勧めいたします。

中学受験を控えたお子様がいらっしゃるご家庭の皆様は、学校説明会やオープンキャンパスへ足を運ばれたことがあると思います。
その時、第1志望校はとてもよく見えたのではないでしょうか。
多くの生徒達は、先入観やあこがれで、学校が輝いて見え、自分たちの目も輝かせていたのではないかな、と思います。

ただ、当然ながら、その学校へはだれでも望めば入れるわけではありません。
だれでも必ずその第1志望校へ合格するわけではないので、プラスとマイナスの可能性を考えて、保護者の方は、なるべく多くの学校を見て、感じておくことが大切ではないか、と考えております。
もちろん、子供たちが第1志望校以外、見向きもせずに頑張っていくことは大切なことだと思います。
その一途な、真剣な思いが合格へのパワーになると思います。

しかし、大人である保護者までもが、同じ姿勢で中学受験に立ち向かって良いのでしょうか。
入試は確実なものではありません。
逆転合格もあれば、想定外の不合格もあります。
その時、保護者である大人たちまでもが打ちひしがれ、子供たちの将来へのターニングポイントで次の一手を示してあげられないとしたら、子供たちはどうなるでしょうか。

第1志望校へ合格することは、それが一番大事なことで、嬉しい事です。
しかし、何度も繰り返すのですが、大人たちはすべての人達が合格していかないことを知っています。
「大切なこと」それは第1志望校以外についても、よく調べ、万が一に備えておくことではないでしょうか。
それが出来るのは、多くの人生経験を積んできた大人たちの役目だと思います。
子供たちとともに、受験に熱くなる一方で、冷静な目で成績を見つめ、将来を見つめておくことが大切です。

現在、中学受験が成熟期を迎え、名門校はますます名門校として磨きをかけ、その他の学校も、独自色を打ち出しています。
少子化ではあるものの、大学入試の変革や、社会的な動きをみると、私立を志すご家庭は増えていくことと思います。
今後、中学受験は関東、関西、広島などについで、東海地区でもより一層、成熟していくことと思います。
「お子様に合った学校が最も偏差値の高い学校である」、、、ではなく、「お子様に合った学校が最も偏差値の高い学校だった」という風に考えられるようになってくると思います。
できるだけ多くの学校を見ていただけたらと思います。

では、どういう基準で説明会の参加をしていくと良いか、以下の表をご参照ください。
第1志望校は第1象限か第2象限にありますが、多くの生徒達は第1志望校が第2象限にあることが多いです。
これら第1、2象限の学校は、既に説明会などに行き、学校のことをよくご存知だと思います。
そして、第4象限に入る学校が、いわゆる「すべり止め」の学校になります。
この第4象限に入る学校も、ぜひ見て、調べていただくことをおすすめします。
その結果、「すべり止め」という視点ではなく、その学校が持つ独自の魅力を発見していただけたらと思います。

いろんな情報があり、どうしても噂などに真実があるように感じ、何を信じるべきかよくわからないこともあるかもしれません。
しかし、しっかりと目で見て、話を聞き、言葉では言えない何かを肌で感じることで、その学校が持つ「何か」、、、メリットなのかデメリットなのか。それらはご家庭によって違うと思いますが、「それら」を感じて、お子様と、学習の合間に話し合っていくことが、中学受験を戦いぬく上での一つの「武器」になると考えております。